世間からは「今更 何、言ってんだ?」と言われるかもしれない。
今、私は「世界の中心で愛をさけぶ」に どっぷりとハマっている。
昨年の今頃だったと思うのだが、何かの映画を観た時に 上映前の宣伝で映画版「世界の中心で愛をさけぶ」を知り、その日の帰りがけに フト立ち寄った本屋で原作を見つけたので買って帰ったのだ。
その晩、早速 読んだ原作には
「とてもいい話だな…」
とは 思ったが、どうも 登場するアキという女の子の描写が 私の大嫌いな村上春樹の描写を想起させ アレルギ-の様な拒絶反応を示してしまったのと 細々とした設定や 特にラストの描写に不快感を抱いた…というのが 正直な感想だった。
だから、その後 「セカチュ-・ブ-ム」と世間が賑わったのも知っているが、「流行物は大嫌い」という へそ曲がりな私の性格もあって まったく興味をひかれず年末まで至る。
そんなある日の事、なにげに ドラマ好きの娘が録画していたビデオを無作為に取り出してデッキにかけたのが「世界の中心で愛をさけぶ 特別編」だったのだ。
1時間後、TVの前に座っていたのは涙を拭って丸めたティッシュを散乱させた中で 目を真っ赤に泣き腫らした バカ・オヤジ。
即座に 映画とTVのDVDと両方のサントラ版CDを発注したのは言うまでも無い。
原作では 10年位前が時代設定のようだが、1980年代を学生、新社会人として過ごした世代の私にとって 映画やTVの17年前という時代設定に なんとも言えないノスタルジィ-がともなう。
恋人では無かったが、白血病で亡くなったクラス・メ-トの女の子の事を 思い出す。
古来、不治の病に冒された美少女をメインに お涙頂戴的シチュェ-ションのドラマやマンガは数多い。
それらに触れる度に 私は、実際に亡くなった 記憶の中の その女の子を想い出し、作者や演出が望む「感動の涙」では無く、安易に白血病を不治の病として 物語のひとつのアイテムにしか扱わない軽率さに「激怒の涙」を流したものだった。
何故、「世界の中心で愛をさけぶ」の原作に感動出来なかったのか?
それは 村上春樹的描写だけでは無い。
患者の家族(特に両親)や恋人や友人達の心情に殆ど触れずにアキとサクの話に留めているからだ。
しかし、TV版では 原作には無く、そして私が最も望む周囲の心情が 実に上手く表現されており、トモヨやボウズやスケは 私の記憶に残る、実際に亡くなった女の子の周囲にいた友人達であり、三浦友和、手塚理美が演じた両親 そのものと言っていい両親と 私は過去に逢っていた。
これは私の個人的事情とオ-バ-ラップしたがゆえの感想であるから 単に「ドラマとして観てました…」
という方との感想とは 大きく異なってしまう事だろう。
私の記憶の中の出来事からは とうに20年以上が過ぎ、今では 年頃の娘の父親となってしまっている。
考えたくも無い事だが、万が一 娘にアキの様な状況が生じたら…
だから、私は 三浦友和が演じる父と同化して 共に涙を流すのだ。
しかし、「親の心 子知らず」とは よく言ったモノ
「今頃、セカチュ-にハマってんの? バカじゃん 今はね”いま、会いにゆきます”だよ」
そう言って 涙する私を見下ろし 娘が呆れた様に笑う。
流行で泣いてんじゃ無いんだ 俺は…。 orz
ドウモこんばんわです
僕は「セカチュー」は映画見ました
原作は読もう読もうと思いつつあまりの人気ぶりに
気が引けてしまいました・・・
映画の感想はというと・・・泣きそうになりました
映画で感動したぶん
テレビ版が始まることには反対で
せっかくの映画の感動を
ちんけなテレビドラマにするなんて何事か!
と思っていましたが
ブタネコさんのブログ見てたら
そりゃあ見ないわけにはいかないじゃない?
という思いにさせられました^^
いつか見ますね〜
MELLOWさん ども^^
個人的意見ですが、映画も悪くはありませんでしたが
TVは凄いです。
是非、騙されたと思って観てみて下さい。
感想をお待ちしております。^^