2005年01月17日

●世界の中心で愛をさけぶ 第9話


TV版「世界の中心で愛をさけぶ」は 現在の(17年後の)サクの物語に、17年前のサクとアキの物語が回想シ-ンの様に重なっていく。




しかし、それを観ている私は 私の20数年前の記憶さえもが蘇り、懐かしく、せつない気持ちで一杯になる。


特に、第9話以降、アキの病が重くなっていく展開は より一層、私を20数年前に引き戻す。


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「サクちゃん 何かを失うことは
 何かを得ることだって判る?
 きっと、昔の私なら 今日のこと
 ここまで喜べなかったと思ってさ…
 今度は もうちょっと元気になって
 サクちゃんの家の朝ご飯も食べてみたいな…

 「おはよう」って言うの。 それが今の夢かな…」

と語るアキに


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「きっと前の僕だったら
 単純に喜べたことが悲しくなる。

 世界を飛び回りたいと言っていたアキが
 ウチに来ることが夢だと語る。

 たぶん、現実を受け入れていくと
 こう言う事なのだが、
 それすら心のどこかで声がする…

 ”そんな未来はあるのだろうか?”」

と サクは言葉に出さずに葛藤する。


その後、同じ白血病の青年の突然の死を前に アキは自暴自棄となり、自殺を図ろうとし、サクが止める。


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サク「アキ、何やってんだ!

   おい!アキ! 何考えてるんだよ?

   落ちつけって 何やってんだよ!」


アキ「今、死んだって同じじゃない!

   どうせ死ぬんだったら

   なんで辛い治療受けなきゃいけないの?

   みんな卒業して、社会に出て、結婚して…

   そう言うの横目で見ながら暮らすんだよ

   羨ましがって、ひがんで、可哀相ねって言われて…

   いいことなんか何にもないのに

   惨めにいいこと探して

   私そうやって暮らすんだよ。一生だよ?

   何で私だけそんな目に遭わなきゃいけないの?

   何で? 私が何したって言うの!」


サク「治るかも知れないだろ?」


アキ「気休め言わないでよ」


サク「何で悪いことばかり考えるんだよ」


アキ「サクちゃんだって アタシが死ぬと

   思っているくせに!」


サク「そうだよ、思ってるよ、思っちゃうよ!

   だけど、俺の知ってる廣瀬亜紀は

   鼻血が出ても、保健室に行かないんだよ

   雨の日でも1人で弔辞読むんだよ

   白血病でも自己ベスト更新するんだよ

   誰よりも負けず嫌いで

   上昇志向の塊みたいな父親と

   強がりで優しい母親から生まれて

   恐竜みたいにたくましく育ってと言われて…

   だから、俺は廣瀬亜紀を信じる

   だから、絶対に裏切るなよ」

このシ-ンを観ていて もうボロボロ泣いたね。

(このシ-ンって 実は第7話なんだけどね^^;)


我が亡き友も「死生観」を悟るまでは なにかの拍子に こんな会話の繰り返しだったんだ。


これが本当なんだよ。


三浦友和が演じるアキ父と 高橋克美が演じるサク父の やりとりも良かった。


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アキ父は その事で将来的にサクに影響を与えるんじゃないか?と 考えながらも 少しでも娘に幸せな想いを与えるために 結婚写真を撮ってやろうとする。


そうなんだよ、我が亡き友のオヤジさんも そうだった。


娘の前では (おそらく)普段の通り、厳しい厳格なオヤジだったけど 陰ではいつも娘を見舞う同級生達に「ありがとう…」って深く頭を下げて 恥ずかしげも惜しまず、「どうしたら娘が笑うか」そればかりを考え、同級生達に聞いてまわる人だった。


そのオヤジさんも 数ヶ月前に他界した。


海外から帰国して 未読で溜まっていた新聞を読み直していて「おくやみ」欄で知った時には もう、とっくの昔に葬儀も終わっちゃっていたけれど、オヤジさん 観たのかな?「セカチュ-」


駄目だ、それ考えたら また泣けてきた。




何度も言うけど このドラマの演出と脚本は凄いね。


きっと、同じ様な体験をしているんだろなぁ…。


何かあれば「交通事故」だの「記憶喪失」だの「実は オマエの本当のお父さんは…」なんて安易な筋書きの韓流ブ-ムに乗っけられているババァ共は「セカチュ-」観て泣け!


そして…


映画版の「森山未來」と「長澤まさみ」も良かったが、良かっただけに「山田孝之」と「綾瀬はるか」の二人の役者には 本当に感動した。


ヒットした作品の同じ役を やるわけだから、いろんなプレッシャ-や偏見もあっただろう。


演出や脚本の違い…もあるとは思うけど そんなモノ割り引いても 素直に凄いと認めたい。


「オ○ウム真○教」の報道や「筑紫哲也」みたいな糞野郎をキャスタ-に使うTBSという局は大嫌いだが、ドラマ制作は別だね。


そこだけは 自分の考えを修正しようと思う。
 



記述者:ブタネコ | 掲載日時:2005年01月17日 18:04 このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリーのlivedoorクリップ被リンク数 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーのはてなブックマーク被リンク数
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コメント

ブタネコさん、こんばんわ。
「世界の・・・」のすばらしい考察に惹かれて、ここに迷いこんだのですが、昨今の韓流ブーム。筑紫哲也への思い。溜飲を下げました!
もしかして、国旗掲揚には反対なのにオリンピックやワールドカップには惜しげもなく日の丸を掲載する、国旗に類似した社旗を持つ新聞社にも不信感ありませんか?
学生時代、奥様と共通の友人で辛い思いなされましたね。
私の四半世紀来の友人ですが、6年前、大病を患った私を追うように、血液の病気に係りました。
入退院を繰り返し、奇跡的に合った妹の脊髄をもらい回復しました。
今では浮気するくらい元気になってます。
うすうす感ずいてる奥さんは遠まわしに、私に確認しようとします。
いい加減わずらわしいので、どうせなら直らなかった方がなどと不謹慎な事を思ったりもします。
すいません。単なる愚痴です。
それでは、また。

コメント by 虎馬 | コメント受信日時 : 2005年08月15日 22:55

★ 虎馬 さん

コメントありがとうございます。^^

>国旗に類似した社旗を持つ新聞社にも不信感ありませんか?

不信感どころか 不愉快ですね その会社^^

御友人の事、お気持ち察します^^

生きてれば生きてるなりに 楽しむべき人生と心得ます^^

コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年08月16日 00:24
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