室町時代末期の戦国時代に終止符を打ち、江戸時代へと繋がる時期に傑出して語られるのは 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人である。
著者:新田次郎
しかし、この3人が 最も、怖れた相手が「武田信玄」だった。
歴史の教科書には「織田信長と徳川家康の連合軍が 長篠の合戦で武田軍を敗り、武田一族は滅んだ」という感じで簡単に記述されて終わっている事が多い。
でもね、武田家の存在が いかに大きいものだったか…という点は この時代を知る上で おさえておくべき大事な事だと思う。
例えば、徳川幕府の2代将軍秀忠は 家康の長男では無い。
(長男は信康)
当時、世襲が慣例だった時代に そこに「何故?」と疑問を持つと 武田家と徳川家の関わりなど 無視できない話がある。
その辺を知る上で 武田信玄を知ろうとする時、お奨めしたいのが 新田次郎著「武田信玄」である。
続編として「武田勝頼」という作もあり、合わせて読むと 武田家滅亡までのプロセスが判る。