2005年06月18日

●瑠璃の島 第10話(最終回)


他の方が 何というかは私にとっては どうでもいいし、知った事では無い。




ただ、声を大にして言いたいのは 私にとって「瑠璃の島」は とても良い作品で、心に染み入るモノがあった… という事。


たった 一言の言葉が 全ての苦労をフッ飛ばして忘れさせる事がある。


その一言のおかげで やって良かった、生きていて良かった…と、思える事がある。


モノや金が全てでは無く、大事なのは気持ちなのだ。


そんな事が 忘れかけている自分も情けないけど、それを思い出させてくれた「瑠璃の島」には深く感謝を捧げたい。


全編を通して 制作者が何を視聴者に伝えたいのか? それも一貫していて、そこに余計な小細工も無く…


と、言いたいところだが、最後の仕掛けには やられた。


私は 話の流れから 瑠璃は西表の中学に行くものだと思ってた。


しかし、第8話に登場した記者の記事と 実母の電話による知らせ、この流れにも 不覚にも心を揺さぶられた。


冷めた見方をすれば「そのまんまの設定じゃん」という声が聞かれるかもしれないが、私は そうは思わない。


初回の時の瑠璃と 最終回の時の瑠璃は まったく違う女の子の様で、実は 内面的には変わっていない様な気もする。


私には 一番、大きく変わったのは 瑠璃の母親だと思えるのだ。


別れて暮らして はじめて本当の親子の絆が出来たんじゃないか? と。


だからこそ、中学の報せを校長や自治会長では無く、母親から伝わるところに 何とも言えない感動がある。


そして、そういう流れを作ったのは 実は勇造なのである。


瑠璃が どんなに素晴らしい子であったとしても その子を島に連れて行き、流れを作ったのは勇造である。


けれども、物語では その勇造を褒め称えるわけでも 必要以上に立派な人物に扱うわけでも無く、ただ、味わい深いキャラクタ-として描き続けただけ、こういう言い方は酷だが、実の子では無い里子を育てるために いろんな苦労を 苦労とは思わずにこなしていく… そんな姿に 同じ、一女を持つ父親として 感情移入すると同時に わたしはセコイ人間だから なにか報われる事があってもいいだろ…と ひたすら願っていた。


それが、ラストの 船の上での不意を突くような


「お父さん」


という呼びかけ… もうね、ここで 私は爆沈です。


良かったなぁ… 勇造。


その一言で 全てが報われたじゃねぇか。


俺も 一緒に泣いてやる…


そんな気分だった。


「親の面倒を見るのは 子供のつとめだよ」


そう言って荷物を持ってくれる瑠璃。


その後ろ姿を見つめながら そこだけは 私は 勇造とは 若干、違う涙が流れた。


瑠璃は中学1年生。


それに対して ウチの娘は二十歳過ぎ(年齢ボカします^^;)


でも、私は まだ娘から


「親の面倒を見るのは 子供のつとめだよ」


という言葉を貰った事が無い。(大泣)






最後に 某TBSの石○氏に 見てないとは思うけど この場を借りて言っておく。



人間の礎になるもの。


それは、「家族」です。


家族との関係が希薄になり、新聞には親殺し・子殺しの記事が当たり前に載ってしまう時代。


古きよき時代にはあった「絆」が消えつつあると言われています。


その「絆」を取り戻そうとしても、気恥ずかしさや周りの目を気にして家族愛を詠うことが面映い。


本当は、誰もがみな、心の奥底では、家族の愛に飢えているのに…。


―あいくるしい―

それは、田舎町で暮らすどこにでもいるような家族の物語。


―あいくるしい―

けれど、私たちが忘れてしまった真実の家族のかたち。


あなたも、もう一度「家族」を考えてみませんか?


そして、人と人との「絆」を取り戻してみませんか?



ごめん、石○君


1日早い 土曜日に、


その企画意図のドラマを


充分、堪能したから


君のは いらない。




以上。




記述者:ブタネコ | 掲載日時:2005年06月18日 23:03 このエントリをlivedoorクリップに追加 このエントリーのlivedoorクリップ被リンク数 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーのはてなブックマーク被リンク数
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コメント

まあ、ベタベタでしたよね、最終話も。
最後の「お父さん」もベタっちゃあ、ベタです。
でも何故心打ったかと考えると
製作者側の物事に対する誠実さが物語に出ていて、それが我々に伝わったからなんでしょうね。

「瑠璃の島」にはセカチューにあるような、ほとほと感心させられるような伏線張りもなければ、某野島作品にあるような人を驚かせたいが為の仕掛けやあざといシーンもありません。
しかし、ドラマに対する真摯な姿勢があれば心打つドラマは作れるということが証明されました。

おっと、もう一つ。成海璃子という女優の演技も外せません。
このドラマでの収穫は、たった一話だけだったけど森下佳子のセカチューでの脚本はまぐれではなかった、という事と成海璃子という女優の発見でした。
本来ワタクシ演技の上手い子役って嫌いなんですけどね、嫌味っぽくて(スイマセンね、ヒネクレていて)。
でもこの子は凄い良かったなぁ。

コメント by うごるあ | コメント受信日時 : 2005年06月18日 23:40

この最終回で重要なセリフがいくつかあったと思います。特に僕が魅かれたのは2つ。

「人は皆帰らなきゃいけない所がある」
「何もない島だから全部が宝物」

瑠璃は最初自分の事を心配してくれる大人も、自分の居場所もなかった。
でも鳩海という場所と瑠璃のことを温かく見守ってくれる人達との出会いが、
次第に彼女の心を解きほぐしていった。
そして瑠璃によって周りの人たちも人との絆などを確認していった。
まさに瑠璃と瑠璃を取り巻く人たちの交流を
派手さはないけど実に丁寧に描かれて、
見ていてとても心地よかったです。

ベタなストーリーだけど、成海璃子という魅力的な女優に出会えたドラマでした。

P.S.
僕も瑠璃の勇造に対する「お父さん」のセリフには完全KOでした。
それにコブクロの歌が追い討ちをかけて…

コメント by うんぼぼ | コメント受信日時 : 2005年06月19日 00:35

>うごるあ さん

『ドラマに対する真摯な姿勢があれば心打つドラマは作れるということが証明されました。』

もの凄く、同感です。

『森下佳子のセカチューでの脚本はまぐれではなかった』

ここも もの凄く、同感です。

『本来ワタクシ演技の上手い子役って嫌いなんですけどね、嫌味っぽくて(スイマセンね、ヒネクレていて)。』

正直に申し上げますが、実は 私も そうなんです。^^;

古い話で恐縮ですが 昔、国民的番組とまで言われた
「おしん」 私は 駄目でした。 引きました。

それ以来、NHKの朝ドラは まともに観てません。
(今のファイトは 毎日ではないが 時々見てますけどね^^;)


>うんぼぼ さん

「人は皆帰らなきゃいけない所がある」

「何もない島だから全部が宝物」

実に良い台詞でしたね。^^

『派手さはないけど実に丁寧に描かれて、
見ていてとても心地よかったです。』

まったく、その通りだと思います。

コブクロの歌… 本当に、毎回 追い打ちをかけられました^^;

この曲 本当に良い曲ですねぇ…


コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月19日 08:35

今晩は、ブタネコさんおじゃまします。

いいドラマでした。一人で観ていて良かった …………_| ̄|○

瑠璃の「お父さん」には本日何度目かの涙でした。

ラスト近く、瑠璃の「ここは、瑠璃の島」そして勇造の「瑠璃の海」この二つがこのドラマの総てを説明してくれました。
つまらない心配をしていた自分が恥ずかしくなる様なすがすがしい最終回でした。瑠璃はやはり何所へも行かないわけですね。「瑠璃の島」ですから^^);
始めから、答えは目の前にあったわけです。推理小説なら、「証拠はすべて読者に開示してある!」ですね。

あと、やはり無理のない話の展開が良いですね。高原(竹野内豊)が帰ってこないのも良かったです。ここまで物語を進めて行くとどうしても劇的な結末のために帰ってくる展開にしたいのかと思ってましたが、良く考えれば人口50人の島で理容師はできない訳で、この方がこのドラマらしいですね。(これで秋頃SPドラマが出来るかも?)

このドラマ最大の収穫「成海璃子」の自然な演技が印象に残りました、竹野内豊との砂浜の場面ですが竹野内豊の負けですよあれは、末恐ろしい(楽しみな)12歳です。次回作は「妖怪大戦争 三池崇史監督」だそうです。
http://www.ken-on.co.jp/riko/

当地ではドラマの中ほどで、ポカリCM流れました。
浮き輪の彼が一瞬、朔太郎に見えた …AH病再発?…_| ̄|○

コメント by 光太郎 | コメント受信日時 : 2005年06月19日 12:42

二度目のレスで申し訳ない、ブタネコさんおじゃまします。

先ほど送信しましたコメントですが、昨夜送信済みと思い違いをしていたものを慌てて送りましたので、多少つじつまの合わないところがありご容赦下さい。

昼の送信なのに「今晩は」なんて、ポカリでも飲んで眠気覚まし^^);

コメント by 光太郎 | コメント受信日時 : 2005年06月19日 12:55

ブタネコさま、poomanです。TBさせていただきました。

「瑠璃の島」は、終わってしまって悲しいと思える久々のドラマでした。コブクロの歌詞とストーリーのリンクが徐々に強くなってきて、歌の力も回を追うごとに増していったように感じます。既定の概念に捕われない様々な家族のあり方を考えることができました。

コメント by pooman | コメント受信日時 : 2005年06月19日 13:07

連続ドラマの満足度でオリコン調べでもぶたねこさんのみているドラマは全部上位でしたね。瑠璃の島、タイガー&ドラゴンどっちも上位でした。あいくるしいは・・・やはり見てる人もわかるんでしょうね。配役がよくても脚本が駄目だとおもしろくないと。

コメント by くま | コメント受信日時 : 2005年06月19日 15:26

>光太郎 さん

観賞後、寝て 起きて、ふと思ったんですけどね…
第8話に登場した記者 何故、この記者が島に
好意的な記事を書くに至ったか… その心の変遷に
普通のドラマだったら15分や20分ぐらいかけると
思うんです。

しかし、呆気ないぐらい そういうシ-ンは全く無い。

勝手な私の想像なんですが、実際 脚本にはそういう
シ-ンがあって 実際、撮影もされたんじゃないか?
なんて想像してしまいます。

その上で、編集でバッサリとカットされたんじゃないか?…ってね。

そんなシ-ンがあると もの凄くベタで陳腐な展開になった様な気が…。 
そんなシ-ンが無くても ちゃんと説明がなされている… そんな判断が
下された様な気がするんです。

勝手な想像ですけどね^^;

ポカリのCMは 良いです。

「セカチュ-症候群」が ほどよく再発して心地良いです^^;


>pooman さん

『コブクロの歌詞とストーリーのリンクが徐々に強くなってきて、歌の力も回を追うごとに増していったように感じます。』

同感です。

早速、CD買いに行く予定です^^


>くま さん

「配役がよくても脚本が駄目だとおもしろくないと。」

どうなんでしょうねぇ…

脚本が良くても 演出が駄目だと… という場合もありますし、
御指摘のモノは 私はPVだと思っているのでドラマと比する
のは無理があるかと…^^; って感じで脳内理解しております。


コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月19日 17:57

こんばんわ。
ハトミ中学ができて、さなえ先生がちゃんといて・・・
望んでいた展開を全てみしてくれて・・・
本当に満足しました。
あの記者さん、意外とクールにええこと
してくれたんですね。
あとで、島に来て、おれがちょっと力出さしてもらいました~みたいなことをしなかったってことは、本当にスゴイ記者さんなのかもとか思いました。

もうちょっと海をみていたかったですが・・・

コメント by ゆきひろ | コメント受信日時 : 2005年06月20日 00:55

>ゆきひろ さん

私のような道産子には コバルトブル-や
エメラルドグリ-ンの海は 羨ましい景色です。

何度、そして画面であっても 見ていて飽きない
景色でした。^^

コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月20日 04:43

(^○^)オハヨ〜!ゴザイマス!
ひねくれ者の私でも、泣きました(苦笑)
これきっと続編とかあるんじゃないかな?いや、そうして欲しいんです。
トラバさせて、下さい〜!

コメント by ルーシー | コメント受信日時 : 2005年06月20日 05:06

>ルーシー さん

続編… どうなんでしょうね…

あれば観るけど、無くてもいい…

正直 言うと、そんな気分ですね。

瑠璃の成長する姿には大変興味があるけれど
続編により、世界観がブチ壊れた作品は
過去に多々ありましたんで…

良作だっただけに ブチ壊すような続編なら
観たく無いなぁ…という気持ちがあるのです。^^;

でも、観たい気持ちの方が強いなぁ…

上手く言えずにスイマセン^^;

コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月20日 05:23

こんにちは。
TBありがとうございます。
直も鳩海に来て変わった一人ですね。
さなえや、信や、瑠璃が変わったように
鳩海には、人を変える力があるのかもしれません。

瑠璃の口から「お父さん」のセリフが
聞けてよかったですよね。
かなり不意打ちだったので、勇造と共に
私も熱いものがこみあげてきちゃいました。

コメント by まりこ@どらまにあ | コメント受信日時 : 2005年06月20日 11:12

こんばんは。TBありがとうございます。
ブタネコさんがおっしゃるように、一番変わったのは
直なのかもしれません。
勇造たちの言葉を、彼女は東京でずっとずっと
考えていたんでしょうね。
そして、自分の娘が新しい家族を築き上げた姿に
嫉妬し、そしてそんな娘の一番の幸せを選んだ。

おとうさん、と呼んでもらった時の勇造さんの顔!!
なんともいえないものがありました。

コメント by ちーず | コメント受信日時 : 2005年06月20日 21:40

>まりこ@どらまにあ

あの「お父さん」は 良かったですねぇ…

やっぱり、娘からは「パパ」より「お父さん」と
呼ばれたい… そう思う 私だったりします^^;


>ちーず さん

西田尚美という女優さんは やっぱり素敵な
女優さんだった… それも確認できて、私は
とても嬉しかったです^^

コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月20日 23:50

やっとこさ最終回見れました。

終わったンだな~という心境です。

全編通して心に優しいドラマだったなぁ~。
人と人との繋がりの大事さ、愛しさ、悲しさ、いろんな人間の持つ感情を揺さぶられました。

瑠璃ちゃんと高原さんが、砂浜の流木の上で語り合う場面では、1話とフラッシュバックしてしまってもう轟沈でした。
「生きる」という事の意味「生かされてる」という事をしみじみ痛感しました。
実は日常何も感じない事こそ、宝物なんだよと。
現代人の皆さん、本当に大事な事を忘れちゃいないですか?
と問いかける作品に思えました。
物欲主義では、何も満たされないのですね。

信じる事の素晴らしさ、人は皆最後に帰るべき心の故郷がある事等、本当に大事な物がたくさん詰め込まれた、良質の作品でした。

最後に照明さん・・・本当にあんた最高によかったよ(´Д⊂グスン

コメント by Wen | コメント受信日時 : 2005年06月23日 23:15

>Wen さん

同感ですね^^

とても良かったですよねぇ…

こういう 良い意味で考えさせられる物語って
時々 必要だと思うんですよ 私は。^^

コメント by ブタネコ | コメント受信日時 : 2005年06月24日 07:07
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