「海猿」 第4話を観た。
先週の第3話を褒めすぎたせいか 今週の第4話を観た私としては ちと、満たされない。
制作者の着眼点は 悪くないと思うだけに もったいないなぁ…と思う。
これは聞いた話の受け売りだが、昔、ある場所で 教職員達で同好会的に活動している登山グル-プが遭難した。
彼等は たまたま繋がった携帯電話で110番に救助を依頼したのだが、その日の天候状況や 遭難者の人数、報せてきた場所の地形等を考慮した結果、捜索・救助に向かったのは自衛隊のヘリだった。
今にも「死にそうだ…」と電話で救助を懇願していた遭難者達が いざ、自分達の頭上に現れたヘリが自衛隊機だと判った瞬間、
「俺達は 警察に救助を求めたのであって 自衛隊に頼んだ訳じゃ無い」
そう言って救助をゴネた。
これ、実話である。
また、ある時の事。
キノコ採りに山に入って迷子になった家族連れがいた。
彼等を捜索するために、警察や自衛隊のヘリが飛び交った。
森の中の家族達からは 頭上を飛ぶへりが見える。
当然の事ながら ロ-タ-音も聞こえる。
しかし、空中のヘリの機内から 生い茂った葉っぱの森の中にいる人間を発見する事が どれだけ難しいか それが遭難者には判らない。
もちろん、遭難状態だから 冷静な思考が欠けている… そんな状態の者に求めてはいけないのかもしれない。
しかし… 後日、救助された家族は
「何度も 上空のヘリに手を振って合図を送ったのに 気づいて貰えなかった」
そう語るのを聞いた 新聞記者が
「手ぬるい捜索、真剣さの欠ける救助に非難の声」
そういうタイトルで 記事を書いた。
何も知らない 読者達は
「なんだ 自衛隊も警察も けしからん」
その日だけで 数百本の抗議の電話が 警察と自衛隊にかけられた。
これも実話である。
警察も消防も自衛隊も そして海上保安庁も 全て、公務員。
給料も装備も 全て、税金で賄われている。
どうも、人というのは 金を払う側と 貰う側の立場を考えたとき 貰う側より払う側の方が偉い…と なんでもかんでもひっくるめて思い込んでしまう者が多い。
もちろん、私が日頃 小役人と軽蔑を込めて呼ぶ市役所や区役所など 地方自治体の役場の職員や 省庁の役人共の多くには 自分達が国民から雇われて 国民のために働かなきゃいけない…という ごく当たり前の基本を忘れきってしまっている大馬鹿野郎が多いけど、警察や消防や自衛隊や海上保安庁の現場で働く者達を そんな大馬鹿野郎達と同列に扱ったり、語るのは止めて欲しいと願う。
今日の第4話の様に 遭難者の家族にとっては 捜索や救助に対して不満や文句が生じる事は 様々な現場において 大なり小なりあると思う。
実際に、文句を言われても当然のミスや怠慢もあると思う。
それを是正するための非難や抗議は必要な事である。
しかし、ただ感情だけの八つ当たりと そういう非難や抗議をごちゃ混ぜにしてはいけない。
そこには ほんの少しの冷静さを持ち合わせる必要がある… そういった意味を 今日の4話で語ってくれるなら 嬉しかったんだけどなぁ…
その上で、非番の時に 彼女とデレデレして何が悪い。
もっと胸を張って そう言い切れよ 仙崎。
そう言いたい。
ブタネコさんへ
僕はドラマはほとんど見ないので内容は良く知りませんが、
僕は特殊技能、特に人命救助に携わる人には
いくら厚遇してもいいと思うし、議員を含めて小ざかしい役人どもの何倍も厚遇してもし足りないと思います。
神々しいくらいの使命感ですよね。
文章にあった新聞記者の野郎に言いたい’なら自分でやってみろ’と’できもしない事に口をはさむんじゃねー’とその警察や自衛隊、海上保安の人に代わって言ってやりたいよー。
自分の担当分野以外のことにしたり顔で口を出す奴は好きになれません。
>タンク さん
そう理解してくださる方が1人いた…。
それだけで 満足です^^