2005年の5月9日に、実際に映画館まで行って見た感想を『交渉人 真下正義』として掲示したのだが…
で、昨年末に この映画のDVDを購入したのだが、「特典DISC 3」として『逃亡者 木島丈一郎』は付録されており、そっちの方に目がいって すっかり、本編や他の特典DISCを すっかり忘れていた。^^;
で、今回 たまたま、その事に気がついて まったりと見たのだが…
「交渉人 真下正義」という作品は 実に興味深い作品だと気がついたので その点に関してあらためて語ってみたいと思う。
まずは本編、
を全編収録!! 『逃亡者 木島丈一郎』メイキングも収録。
作品冒頭、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ」のラストから その1年後である…という風に シリーズ全体の物語に準拠という路線を守りつつ、その間の変化…を描いている。
最初に この映画を映画館で見た時は 単なる続編、もしくは、単なるサイド・ストーリーだと思っていたので、先に述べた感想には 明確に「面白い」「つまらない」いずれの感想も 私はあえて述べなかった。
その理由としては 先に感想を記事で述べた際は 封切直後という事もあってネタバレしたくなかったから詳細には触れずにいたのだが、レンタル解禁となって随分と日も経ったので、今回は 少々のネタバレもお許し願って もう少し内容に踏み込んだ話を失礼する。
で、最も、感想を具体的に言えなかった原因は この映画は完結していないと感じたからで、それは「踊るシリーズ」が完結していない…という意味では無く、「交渉人 真下正義」という物語が完結していない、もっと具体的に言えば 犯人が捕まっていない…という事である。
ラストで
犯人が使用していたと思われる車が爆発炎上する。
けれども、犯人が爆死したと素直に受け止めるべき描写では無い。
だって、この犯人は
「クモ」という愛称の地下鉄を遠隔操作出来るのだ。^^;
だから、もしかしたら車だって遠隔操作している可能性がある。
それに、犯人の電話の声の音声解析では一度は身元が割れながらも、実は その人物は既に死亡していた…という流れもある。
故に、ラストで身元が まだ割れていないのに、しかも逮捕された訳でも無いのに「自爆」しました…というのは納得がいかず、車の爆破は単純に「証拠隠滅」でしかない…私は そう思ったのだ。
つまり、この映画には きっと続編が出来る。^^;
この犯人(単独か組織犯かは不明)が また、再び事件を起こし それに立ち向かう話が必ず出来る… 私は そう思うわけで、であれば 今回の「交渉人 真下正義」は今後の物語のプロローグでしか無い。
これは私の個人的観測に基づく邪推である^^
けど、わりと自信があるので 以上の様に考えた結果、プロローグ単体に「面白い」「つまらない」と判断を安易に行うのは早計だと思ったのだ。
で、そういう見方で済ますと、この作品の後に公開・放映された『容疑者 室井慎次』や『逃亡者 木島丈一郎』を見て 『逃亡者 木島丈一郎(その2)』という作品への、この映画はプロローグでもあると言う風に理解出来る。
しかも、
「爆弾処理班」
「SAT」
といったキャラでも 充分に、サイド・ストーリーを展開できる伏線にもなり得るのだ。
単純に 千数百円という料金を支払って見る映画と考えれば 高いと感じている人は多いのかもしれないけど、私は 後の作品を見るためには妥当な対価となるような気がしてならず、だから、今の時点では文句を言おうとは思わない。
少なくとも、この「交渉人 真下正義」という映画を見たおかげで「逃亡者 木島丈一郎」というTVドラマが 物凄く面白いと感じさせて貰っているのだから 私としてはそれで充分にモトは頂いたとすら感じてもいるからだ。
さて、今回 この「交渉人 真下正義」がDVD化されるにあたり、
■ スタンダード・エディション
本編ディスク + 特典ディスク<2枚組>
スタンダード・エディションの特典ディスクは、プレミアム・エディションの特典DISC(1)と共通です。
■ プレミアム・エディション <50,000枚限定:初回限定生産商品>
本編DISC+特典DISC(1)+特典DISC(2)+スペシャルDISC<4枚組>
本編ディスク仕様(16:9LB(シネスコ)/DD 5.1chサラウンド DTS 5.1chサラウンド DD 2chサラウンド/日本語音声字幕英語字幕)
超豪華アウターケース(外箱)+デジパック仕様
※ただし予約数が50,000枚を超えた場合、ご予約いただいた数量に関しては生産をいたします。
として2つのグレードが販売された。
正直に言うと 私は間違って「プレミアム・エディション」を買ってしまったのだが、それについては スペシャルDISCが「逃亡者 木島丈一郎」のDVDだったから、かえって良かったとすら既に感じていたのだが…
今回、今まで未見だったDISK3を見て またまた、嬉しい誤算に出会った。
というのはDISC3は「コメンタリー 本広X笠井」というもので
という風に 監督の本広克行氏と フジテレビのアナウンサー笠井信輔が「交渉人 真下正義」の本編を最初から最後まで通して見ながら 制作秘話や監督自身によるコメントや解説を行う…という趣向なのである。
これは、「踊る…」ファンとしてももちろん、ドラマや映画好きの私としては制作者側の思惑の生に触れる事が出来る とても興味深いもので、大変面白い。
率直に言って、本編を映画館で見た時よりも、解説の方が面白かった。
ただ、ハッキリ言っておくが アナウンサーの笠井信輔はイタダケナイ。
どうも、この男 勘違いが甚だしい様で フジテレビのアナウンス室では 末端ながらも肩書きを背負っている中間管理職らしいが、視聴者には そんな肩書きなどクソの役にも立たない事を理解すべきなのだが、話し方や物腰に 小賢しさ、小生意気さがプンプンと漂い甚だ不快である。
残念ながら、フジテレビの男性アナウンサーには これと言ってまともな人材が少ない現在とは言え、せめて軽部氏や伊藤氏でやって欲しかった。
笠井では まったくもって役不足である。
ちなみに、このDISCには「広報人 矢野君一」という映像も付録されているが ありがたがるほど面白いものでは無かったので触れずにおく
この映像を見るには コメンタリーのチャプター26「矢野が記者会見でアップになってるシーン」でクリックすれば良い。