何故、この時期なのか判らないが…
「風の谷のナウシカ」がTVで放映されたので観た。
面白いもので いろんな雑誌で「あなたが選ぶ宮崎アニメBEST10」なんてタイトルの記事を読むと たいていの上位3つは「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」になっている。
正直言って、私はその3作は間違ってもBEST3には選ばないだけに 私の感覚は万人とは かけ離れているのか?と思い悩む。
けどね、知人達との何気ない雑談で同じ様な質問を投げると 知人達が選ぶベストにも その3つは殆ど入る事は無い。
たとえば、私だったら第1位には「魔女の宅急便(1989年)」を迷わずトップに挙げる。
そして、「紅の豚(1992年)」が第2位で 第3位には「天空の城ラピュタ(1986年)」の順となる。
ちなみに、私の友人達の多くは 「天空の城ラピュタ(1986年)」か この「風の谷のナウシカ(1984年)」をトップに挙げる者が殆どだ。
私も「風の谷のナウシカ」は高く評価しているのだが、私の場合 理由があって他の3作が それ以上に高く評価されているだけの事。
いずれも共通しているのは 世間の評価と違い、宮崎作品の初期の方が私や知人達は高い評価となっている事。
まぁ、本来 どれが好ましく感じられるかは どうでも良い話なのであるが…
私の個人的意見としては 最近の宮崎作品は あまり好きになれないものばかりで どんどん嫌いになりつつある。
それは 元々、彼の作品の根底に流れる宮崎流の戦争観や文明観が 年を重ねる毎に私とは違う方向へと流れていくようで…、私は宮崎駿の思想がいかにあろうとも「天空の城ラピュタ」や「風の谷のナウシカ」で彼が描いた
「風」と「雲」と「空」の見事さが大好きで それとセットになった久石譲の音楽が大好きだったから、新作が公開されるたびに 新しい「風」と「雲」と「空」と「音楽」のアンサンブルに浸かる事を望んできたのだが 新作はそれらから どんどんかけ離れていき、思想を強くアピールするかの作品構成が好きになれずにいる。
ちなみに 私が「魔女の宅急便」をトップに挙げるのは あくまでも私の好みの問題である。
率直に言うと 物語に登場するクロネコが大好きな事。
そして、その猫と主人公が会話をするシーンが まず、大好きなのだ。
それは、私が現実に猫を飼っており 妙な話と笑われるかもしれないが その猫達と時折、物凄く会話をしたいと思う事が多々あるからだ。
猫愛好家の方々なら判って下さると思うが、猫って結構、表情があり 仕草や鳴き方で感情を表現するものなのである。
だから、どうせなら人間同様に喋る事が出来れば どんなに楽しいだろう… そういう夢想にかられる事がある。
そんな夢想を一時的にでも見せてくれたのが「魔女の宅急便」だった事と、まったく別の理由となるが 「魔女の宅急便」のラストで 荒井由実(こだわりがあるので あえて”松任谷”とは言わず”荒井”と呼ぶ)の”優しさに包まれたなら”のアコースティック・バージョンが流れるのだが それが、すこぶる大好きなのだ。
あ、そうそう…
「風の谷のナウシカ」の話だったよね^^;
つい、数年前まで 私はこの作品に原作となるマンガがあり、それが完結もせず ず~っと続いてきてたのだが、それがようやく完結したのだ…と初めて知った。
それを教えてくれたのは 某国立大学理工学部に巣くうアキバ系研究院生の一人で 彼は、その原作マンガを私に差し出し
「是非、読まれるべきだと思います」
と言ったのだ。
アキバ系オタク野郎に熱く語られるのは ハッキリ言ってウザかったが、^^; 差し出されたマンガの本を大事そうに抱えて
「ホントに? ありがとう 早速、家で読むね」
と借りて帰った私も やはりオタクなのであるから、彼を悪く言えた義理では無い。(ToT)
で、そのマンガを読んでみて判った事は この映画「風の谷のナウシカ」は長いストーリーの中の限られた一部分だという事。
風の谷を守った後にもナウシカの物語は まだ続くのであるが、それにはあまり目もくれられず、映画版「風の谷のナウシカ」の物語で 物語の全てと語られている事の不可思議さが判る。
基本的に宮崎アニメと呼ばれている作品の殆どは ストーリーが完全には完結していないものばかりである。
それが判った時、宮崎アニメに対する私の考え方や感じ方が ほんの少しだけ変わった。
「この人(宮崎)は アニメで何を語りたいのだろう?」
それが見えなくなったんだな。^^;
反戦や環境保護を訴えるのは良い。
でも、原作の一部分だけを中途半端に描いて それを求めるのはあまりにも短絡的で筋違いなんじゃないか?と。
目的は可でも 方法は不可なんじゃないか?と…である。
とはいえ、私はそう感じたのだけど、世間での宮崎アニメに対する考え方や評論は 益々、ヒートアップするかのごとく「宮崎アニメの反戦メッセージが世界に通じ、アカデミー賞の長編アニメ部門にノミネート」なんて表現が聞こえてくる。
「何かが違う…」
私は どんどん違和感の塊化していく。^^;
良いなぁ…と思うし、好きなんだけど いざ、語ろうとすると批判的になってしまう。
「好きな子ほど 虐めたい」
ふと、そんな子供心が浮かぶが それとも違うんだなぁ…^^;
う~ん どう言えば良いのだろう。
ただ、昔も今も変わらずにハッキリ言える事もひとつある。
久石譲の音楽が良い。
すこぶる、良いのだ!!!
だから、思ったのだ。
宮崎アニメって 久石譲の音楽を すこぶる良く聴く為の映像なんだ…と。
そう気づくと 今後も、違和感無しに宮崎アニメを楽しめそうだ…とも思う。
(正しい楽しみ方では無いようにも思えるが^^;)
それと… どうでも良い事なんだけど。
何故か判らないんだけど、この作品の中で
ナウシカの子供の頃のシーンを見ると いつも、「機動戦士ガンダム」の中で 子供の頃のセイラが
「キャスパル兄さ~ん」
と叫びながら シャアを追いかける回想シーンを思い出す。
どうしてなのか? その理由は判らない。
(判っても あまり意味が無いとも思うけど^^;)
で、この記事の最後にあたり…
私が宮崎駿に 今、求めたいのは原点に立ち返って 是非、『泥まみれの虎』をアニメ映画化して欲しい…という事を強調しておきたい。
私が言っても仕方が無いとは思うけど、これは絶対に傑作になるはずだと 私はずっと信じているのだ。
私の宮崎アニメベスト3は
1位 天空の城ラピュタ
2位 紅の豚
3位 耳をすませば
ですね。
他にあげるとするなら、となりのトトロですね
この作品は比較的、初期のファン、現在のファン両方に受け入れられている作品ではないかなぁと思います。
僕も宮崎作品の「空」の描き方がもの凄く好きで全作品見てます(^▽^)
僕のトップ3は「ラピュタ」「ナウシカ」「カリオストロ」ですw
久石さんの音楽はいつ聴いてもいいですね♪
小学生の頃、初めて観た時からもう何回観たでしょう・・・
シーンもセリフも憶えてしまう程観た気がします(^^;
原作も読みました。
完結するまでずいぶん長い年月がかかってましたが・・・
原作をそのまま映画化したら全く別物になるような気がします(その方が良い)
リメイクとかしたら面白いだろうな・・・なんて思いつつも「もののけ姫」がナウシカの焼き直しの様な気がしてなりません。
ナウシカ実写版を綾瀬さんにやってもらいたいと思ってるのは私だけでしょうか?
凛々しい少年ぽい女性像が合うような気がするのですが。
私は
1位 ラピュタ
2位 ナウシカ
3位 もののけ姫
です
宮崎アニメのテーマは基本的に
自然保護と子供の成長
だと思ってます。
今度のゲド戦記はどっちなんでしょう
★ くま さん
「耳をすませば」
渋いとこつきますねぇ…^^
嫌いじゃないです^^
★ ちびすけ さん
あら? お珍しい^^ コメントどもです^^
カリオストロはねぇ… 別格ですよ 別格^^
★ Schmid@道楽 さん
>原作をそのまま映画化したら全く別物になるような気がします(その方が良い)
「その方が良い」も含めて まったく同感です^^
> 「もののけ姫」がナウシカの焼き直しの様な気がしてなりません。
そこは 私は何とも言えませんが、「もののけ姫」と言えば アシタカはその後 どうなったんでしょうね? そこがスッキリしないんで あの作品は好きになれません^^;
★ やじ さん
>ナウシカ実写版を綾瀬さんにやってもらいたいと思ってるのは私だけでしょうか?
それは 私よりも takuさんか Snowさんに問いかけた方がよろしいですよ^^
少なくとも私は ナウシカは出来れば貧ぬーであって欲しいと思っているもので…^^;
★ くぶくりん さん
ほう? 次回作は「ゲド戦記」というんですか…
ブタネコさん、こんばんわ。
久石譲さんの音楽はすばらしいの一言ですよね。
私の宮崎アニメのベストは「ラピュタ」です。彼の音楽も含め映像もストーリーも大好きです。
ナウシカやハウルの音楽にも感じましたが、久石さんの曲には、何かこう、一緒に口ずさむと涙が出そうな、喉の奥が痛くなるような感覚があります(うまく言えませんが)。
「泥まみれの虎」、知りませんでした。早速書店に行ってみようと思います。
★ junchin さん
「泥まみれの虎」私的には 非常にお奨めですが、「マニアック」という声もあります^^;
どうか、御注意願います。^^;
私も一位はラピュタです。
これも一応思想的に訴えたいものが入っているけど
基本的に冒険活劇で終始しているからです。
私って音楽も映画も、変に押し付けがましいメッセージ色が強いものって嫌いなんですよね。
それと、今は落ちぶれてしまったけど昔は栄華を誇った王族の末裔、という設定に個人的に弱いです。
ただ、後年カリオストロを観た時に、ラピュタとかぶる所が多いので「何だ、ラピュタってカリオストロの使いまわしなの?」と多少がっかりしました。
「もののけ姫」って思い切り嫌いという人が多いですね。何でなのかな?
ただ、この作品で終わりと宣言していたのに次々と作品を出していってしまう宮崎監督に失望して最近はあまり観たいと思わなくなりました。
前言撤回はまだ良いとしても、コンピュータ化によりアニメの良い味が失われているような気がする。クラシックやジャズがCDよりLPの方が味があるように。
宮崎アニメ、ベタだけど嫌いじゃないですね~
作品なら
1.カリオストロ
2.ブタ
3.ラピュタ
キャラ
1.巨人兵
2.ブタ
3.とっつぁんと部下達
音楽
1.カリオストロエンディング
2.加藤登紀子
3.安田成美
いいっすね~
★ うごるあ さん
>コンピュータ化によりアニメの良い味が失われているような気がする。クラシックやジャズがCDよりLPの方が味があるように。
コメントのこの部分が とても同感です。^^
★ conb さん
アンタが「ブタ」って書くと なんかイラッとくる私^^
音楽2の加藤登紀子以外は同意です^^
そうです、久石譲の音楽がいいんですよね。
彼の「Piano Story」というCDはいいですよ。宮崎アニメに提供した作品をピアノソロで奏でるアルバムですが、染み入ります。
★ mac さん
気が合いますね^^
「Piano Story」
私も お気に入りなんです。
ひとりで聴くといいアルバムですよね。
★ mac さん
私は のんびり風呂に浸かる時に よく聴いてます。^^;
ゲド戦記、息子さんが監督するそうですw楽しみです。
★ おがっち さん
情報ありがとうございます。
「風の谷のナウシカ」の原作大好きです。完結まで随分長い年月がかかりましたが、漫画本は大切に保管しております。
ピーター・ジャクソン監督とWETAで全三部作で映画化というのはどうでしょうか?
クシャナは天海祐希さんでお願いいたします。(笑)
★ samurai-kyousuke さん
ども^^、お久しぶりです。
>ピーター・ジャクソン監督
たしかに^^ 「指輪物語」より よっぽど面白いですもんね^^