古谷一行が金田一耕助を演じた78年版「不死蝶」を語ってみる。
私は帰って来ます。
蝶が死んで 翌年には また甦るように…
私は帰って来ます。
いつか… きっと…
洞窟の奥底にある古井戸で 男性の死体を残したまま そう言い残して姿を消した女が23年前にいた。
そういう物語のベースからして、横溝ワールド爆発である。^^
竹下景子
江木俊夫と栗田ひろみ
植木等
小沢栄太郎
その他に…
今回の舞台は
信州の射水という町
そこに、ブラジルの移住して大成功を納め莫大な財産を築いた日系人の娘が ある目的で問題の「射水」に訪れ、滞在する事から事件が起きる。
その娘を演じているのが…
竹下景子なわけだが…
これが実に綺麗というかカワイイというか… そうチャーミング(死語?^^;)なのだ。
それと、私にとって もう一つのお楽しみが
この栗田ひろみである。
可愛かったなぁ…(現在は シラネ^^;)
植木等も 実に渋く良かった。^^
江木俊夫は 残念ながらマグマ大使を呼んではくれませんでした… orz
まぁ、なかなか映像化してもらえない横溝作品の秀作の中で この古谷版「不死蝶」は そんなに悪くなかったが、どことなく2時間ワイド化への凋落観が漂い始めている感もあった。
やっぱり古谷版は78年のシリーズが分岐点なんだなぁ…
この『不死蝶』は、内容はすっかり忘れてしまっているのですが、それでもそのタイトルと角川文庫の表紙絵から、子供心にも非常に印象が強かったことだけは覚えています。
女の子が読んでみたくなるようなタイトルと表紙だったんですね。
洞窟ものという点でも面白かったように記憶しています。
横溝は得意ですね、洞窟とか迷路とか。
>私は帰って来ます。
>蝶が死んで 翌年には また甦るように…
>私は帰って来ます。
>いつか… きっと…
そうそうこの文句。「帰って来ます」のリフレインも謎めいていて、蝶というのがまたミステリアスな美しさを感じさせ、これだけでなんかこう、乙女心を刺激されたようなところがありました。
竹下景子はどことなく あどけなさも残っていてきれいですね。
>そんなに悪くなかったが、どことなく2時間ワイド化への凋落観が漂い始めている感もあった。
なるほど。思えば「横溝正史シリーズ」というのは「ワイド・サスペンス」の走りだったのかもしれませんね。
★ HAZUKI さん
なかなか良かったんですけどねぇ…
惜しむらくは 昔の解像度の低いTVだったら気にもならないんだろうけど、今のTVは鮮明度が違うから 宙づりのピアノ線とか 作り物の洞窟がモロバレなんです^^;
そこに予算を感じてしまい ワイド・サスペンスを感じてしまった次第です。^^;