「ビッグマネー ~浮世の沙汰は株しだい」第4話について語ってみる。
今回の第4話は 子供が「デイ・トレード」をネットを通じて行うエピソードを用い 今や多くの人が一般投資家として行っているネット取引を 時代を先駆けて描いたモノと言える。
子供が まるでゲームを遊ぶようにネット取引を遊び、その結果、万単位の金を儲ける事も可能(当然、万単位の損失を被る事もある) 実際、主婦や学生がそれにハマり、
「ライブドアや村上ファンドのおかげで大損させられた被害者」
なんて言われ方も 最近、珍しい話ではなくなったが「損をした」=「被害者」という方程式は株取引には無条件で適用されるものでは無い。
にも関わらず、「そりゃ可哀相」と安易に口にするのは株取引の実態や現実を あまりに無知としか言えないので、気をつけた方が良い。
で、今回の第4話後半で 取引の対象となる
「アクア製薬」
この取引が 株価100円になるか否か… という攻防において その意味が理解できずに話の内容が掴めなかった視聴者が オンタイム時に多かった。^^;
この回において「伝説の相場師」小塚は アクア製薬の株価が下がり続けるのに買い続けて 株価100円を維持する。
実は これは相場師として株で儲けるためにやっているのでは無く、純粋にアクア製薬の株価の最低ラインを維持しただけに過ぎず、投資家として利益という意味合いより 上場会社の株価維持…という意味合いの方が強かっただけ
だから、買い続けて100円を維持したからといって 小塚は株取引で儲けを出したわけでは無く、むしろ損失を出したと思われる。
にも関わらず、この回のラスト前、その日の取引終了の後に満足そうに笑顔を浮かべた小塚の その「満足そうな笑顔」の理由とは何か? その答えは この第4話尾ラストにも
サラッと描かれているけど、次話である第5話でハッキリと現れるので 今回は触れないでおく。
要するに、「株取引」には そこに利益を得ようとするマネーゲーム的要素の他に 本来の意味合いである株(会社)への投資家を募り、そこで得た資金で設備投資や商品開発や支店・工場建設など 会社としての運営資金を求める目的や 株を買い占める事により、経営権を取得しようとか、権利関係の取引を有利に運ぼうとするM&Aといった要素もある…と言う事の確認・知識も持っておこうね… という事も 話のベースを含む演出・構成意図なのだろう。
とはいえ、株の完全レクチャー番組では無いから 現実的な事を考えると 話の流れ的には大雑把でツッコミどころ満載は否めないが そこにブツブツ言うのは野暮だと思う。^^