「もうちょっと続きが見たい…」
連続ドラマが終盤に差し掛かり、残り数話になった時 視聴者にそう感じさせる事ができれば その作品は良作と言って良いと思う。
ただ、この「雨夢」の様に「いづれは終わりが来る(来なければ…)」というストーリーの場合、ストーリー上でもそれは仕方の無い事だが、朝晴が雨に名残惜しい もちろん雨も朝晴との別れが近づけば名残惜しい、そんな姿を画面で眺めている私も名残惜しい…。
実際、DVDを一気見していて 全5巻の最後の一枚となった時 ただ、それだけで無性に寂しくなった。
こんな気持ちになったのはTV版「世界の中心で愛をさけぶ」以来の事。
だから、私は「雨と夢のあとに」は 大変、素晴らしい作品と感じるのかな…
しかし、実際 DVD第5巻の第9話と第10話を見始めると そんな名残惜しさは すっかり忘れてしまう。^^;
それは 第9話が「木村多江」ヒャッホイの私には 言葉を失うほどの「木村多江オンパレード」だからだ。
これまでの第1話から第8話まで 暁子に関しては いろんな伏線が張られてきた。
中には これ見よがしに「何かあるぞ」と暗示させるシーンもいくつかった。
たいていのドラマの場合 それは後で見直すと実に陳腐なネタバレ・シーンでガッカリする事が殆どなのだが、この「雨夢」ではネタバレというよりも
「成るほどなぁ… だから、そういう動き(台詞)だったのかぁ…」
と、素直に思えるものばかり。
しかも、ストーリー的に「くわぁ~ そうきたか…」と唸らされては 素直に、そして率直に「雨と夢のあとに」の脚本を高く評価し褒めるばかりだ。
ホントはネタバレなど気にせずに 具体的にシーンを示して語りたいとこなんだけど 今回は前回の記事の時にも述べたけど、まだ未見の方々が見終えるまでは語らずにおく。^^;
ひとつ言える事は 最近のTVドラマは製作者側の思惑と視聴者の感想に大きなギャップが生じる事が多い。
たとえば、製作者側は「視聴率」とか「ドラマの評価」を気にするのは当たり前の事。
本来、「ドラマの評価」というのは 作品の中身、クォリテイを指すはずなんだけど 製作者側の意識では「ドラマの評価」=視聴率という図式があり、どんなに良い出来のドラマでも視聴率が低いと「良い作品」とは評価されない。
それはスポンサーとの兼ね合いや 局の面子や いろんなモノがその「視聴率」という数字でしか比較評価出来ない体質になってしまっているから仕方の無い事と言える。
けど、なんでか私には理解できないのだが、視聴者の側にも「視聴率の数字」で そのドラマの良し悪しを評価する輩がいる事で それが、ほんとに私には理解できない。^^;
そのドラマを他人が何人見たか? どのくらいの割合の人が見たか? それを示す数字が視聴率なのだとして、視聴者にとって ほかの人がどれくらい見たのか?で そのドラマの評価って変わるものなのか? もし、変わるのだとすれば それは他人の意見や顔色を伺って意見を作っているのであって 純粋にその人の作品への評価とはならないだろう?… そう、私は思うんだけど如何であろう?
たとえば、私は このブログで過去にいくつものドラマをボロクソに評価した感想を述べた事がある。
しかしながら、それらの作品を「面白かった」という方々がおられるのも知っているし、その方々に対しては 私にとっては どうでも良い事と割り切っている。
何に対してもそうなのだが「感想」とは 自分がその作品を目にして どう思ったか?じゃないかろうか? にも変わらず、他人の評価を気にするのって それじゃ感想とは言えず、追従じゃん…そう、私は思う。^^;
よく、このブログの記事に「良い作品なのに視聴率が低くてガッカリ」というコメントが寄越される。
これが「良い作品なのに 見る人が少ないなんて勿体無い」という意味なら私は同意するのだが、「良い作品なのに世間の評価は低いんですね」と、「視聴率=評価」という意味のものが殆どで その場合、私は「そんなコメントにガッカリ」する。^^;
話を本線に戻す。
この第9話の「木村多江オンパレード」は実に圧巻だった。
「木村多江」の持っているポテンシャルがフルに発揮された回だったと確信する。
いま、これだけの演技が出来る女優さんが何人いるだろう…
この「雨夢」の暁子という役柄を「木村多江」以上に巧く演ずる事が出来る女優さんって…
つい、そんな事を考えてしまう程 何度も述べた事だけど「木村多江」って女優さんは ホント凄いや…
こういう凄い女優さんが本領を発揮すると
絡んでいる役者達の演技も 引き上げてしまうものなのだ。
で、これ以上語るとネタバレになりそうなんで、
第10話(最終回)なんだけど…
これはねぇ、ネタバレ抜きに語るのは 非常に厳しいね。^^;
まぁ、グダグダ言ってないで 観てない奴は とっとと観ろ…
そう言うしか無いなぁ…^^;
しいて少しだけ語らせて貰えば…
この作品における冒頭からの設定で 霊の姿が見え、話が出来る人と、姿が見えず話が出来ない人がいる。
それが、最終回においては その見えなかった人の数人が 見えるようになり、話が出来る様になる。
その人たちが 切り替わる瞬間の描写が実に秀逸。
特に、「浅見れいな」のシーンは 何とも言えないぐらいに良い。
そして…
この「木村多江」の微笑み…
私は モナリザの微笑には塵ほども感動など覚えないが、この最終回の一瞬に見せる「木村多江」の微笑を見るためなら長時間、順番の列に並ぶのを厭わず、入場料が どんなに高くても観に行くし、並ぶ。
「あぁ、木村多江のヒャッホイをしていて良かった…」
心が震えるほど そう思ったからだ。
このシーンのトムも良かった…
そう、良かったシーンを挙げていけばキリが無いほど 良いとこばかりで…
もう、見るからに下瞼が涙でダム状態から
凄く大粒の涙が両目からこぼれる…
凄いよ「黒川智花」
俺も涙で画面が滲んだよ… (ToT)
その後の微笑みは 「木村多江」から学んだのかい? とても素敵な微笑みだったよ。
数日中に、あらためて”「雨と夢のあとに」を見終えて”というタイトルの記事を このブログに掲示しようと思っている。
(実は もう、書き上げている^^;)
その記事では 思う存分、ネタバレを気にせず感想を述べようと思っている。
はじめまして、チョコチョコ覘かせてもらっていました。
そして、とても興味深く読ませてもらっていました。
で、今回このドラマについて書かれていたので、うれしくてカキコしちゃいます。
って、特に誰がスキってことではなく、たまたまTVをつけていたら、夜やっていて、
それが1話だったので、毎週観続けていたのですが、
とっても、とってもいいドラマだなぁと思っていたのです。
で、友人達と集まった時に、このドラマの話を何気にしたら、結構みてる率が高かったので驚いたw
ってなくらいなコメントなんですけどね・・・
次に、ほぼ同じメンバーでこの時間帯で放送されたドラマがあったのですが、
こちらは、『雨・夢』以上に観続ける気力がなくなってしまいドラマのタイトルすら思い出せない・・・
あっ!『晴れ』がついたような・・・?なんか昔風な名前だったような・・・雨ちゃんの役名が。。。
そちらも、機会があったら見てみてくださいねっ♪
ってみていたら、余計なお世話な話ですみませんけど・・・
★ なお さん
こちらこそ初めまして コメントありがとうございます^^
>あっ!『晴れ』がついたような・・・?なんか昔風な名前だったような・・・
「てるてるあした」でしょうか? それなら見てました。
ちゃんと独立した記事としては書いてませんが いくつかの記事で触れたことはあります。^^
個人的には まったりと楽しめた作品だったと思っております。^^