今年(2006年)5月に公開された映画「雪に願うこと」のDVDを見た。
「第18回東京国際映画祭で四冠を獲得」という前評判にひかれて見たのだが…
主演は
「伊勢谷友介」
主人公の兄で ばんえい競馬の調教師に
「佐藤浩市」
その調教師に片想いしながら厩舎の賄い婦に
「小泉今日子」
女性騎手役に
「吹石一恵」
友人であり、ライバルでもある調教師役に
「香川照之」
馬主役に
「津川雅彦」
「草笛光子」
「山崎努」
物語は 若くして東京で事業を興し、ひと時は羽振りの良かった主人公が
事業に失敗し、身を隠すように兄のもとを訪ねる
彼の兄は ばんえい競馬の調教師で、おりしも引退を賭けた「ウンリュウ」という名の馬の復活を目指していた。
この映画は 馬の再生と 主人公の転落から再起への変遷とを 厩舎に集う人々の人生を交えて けっして重苦しくなく、でも、しっかりと描いたストーリーに仕上がっている。
個人的感想を言えば、主人公は ハッキリ言って可も無く不可も無くだが、ワキが好キャスティングで駄作になるどころか、なんかシットリと染み入る出来に仕上がったのだと思う。
例えば、先日 とある映画で「お嬢様」役をやっていた
「吹石一恵」だが、この娘は こっちの役の様に華やかよりは しっとりした役の方が落ち着いて見れる。
また、先日 あるTVドラマで久しぶりに見かけた
「小泉今日子」だが、この子も 最近の姿を見る限り、割烹着を来たオバチャンの方がシックリくる。^^
なので、個人的感想として 作品の出来は中の中といったところなのだが…
この作品を見て「ばんば競争(道産子は”ばんえい競馬”を そう呼ぶ)」を久しぶりに楽しみに行きたいなぁ… なんて思ったところ…
この作品を見て 数日もしないうちに
帯広市だけが まだ、完全に結論を出していないが、他のばんえい開催は廃止となる。
北海道のローカル・ニュースでは 連日、ばんえい存続を求める人々のニュースが流れているのだが…
その中で、早くも 数頭の馬が 食用に売られた…という話が流れる始末である。
こんなニュースを見ちゃったら もう馬刺なんか食べれない(ToT)
最後に、
「雪に願うこと」の制作に協力された方々は きっと、この映画が ばんえいの人気拡大に…という「願い」を込めていたのだろうと察すると 実に皮肉なタイミングだなぁ…と、その心中を察して余りある。