2006年公開の映画「オトシモノ」を見た。
「沢尻エリカ」が出演している… ただ、それだけの理由で見た。
物語は
高校生の姉(沢尻エリカ)と小学生の妹が ある日、駅に行くと
妹の友人である男の子と出会うが、その子は 定期券を拾った時に見知らぬ女から「間も無くアナタは死ぬ」と言われたと言う。
事実、その男の子の行方は不明になり
数日後、妹が定期券を拾い 翌日、行方が判らなくなる。
姉は妹の行方を捜す一方、
電車の運転士(小栗旬)は 運転中に不審な人影(幽霊?)を見て電車を緊急停止させたところ、ダイヤを狂わせたと咎められ、内勤にまわされ…
姉の同級生(若槻千夏)は 彼氏が駅のホームで不可解な死に方をする…
…なんて感じが導入部のあらすじ。
まぁ、結論的個人感から先に言えば この映画はホラー風味だが、殆ど怖いと感じた場面が無い。^^;
物語は中間から破綻し、結末にスッキリ感も無い。
強いて「見どころ」を挙げれば
もう、この先 学生という役柄が与えられないんじゃないか?と想像する「沢尻エリカ」の制服姿ぐらいのものだろう。
と、言うわけで この「オトシモノ」に関しては これ以上、感想を語る必要を感じない駄作だった…と言う事で触れるのを止めにする。^^;
さて、我がブログとしては久しぶりに「沢尻エリカ」について触れた事を 良い機会と考え、先日 発表された2007年「日本アカデミー賞」についての個人感を語っておこうと思う。
と言うのは、「沢尻エリカ」は対象期間に この「オトシモノ」の他に「間宮兄弟」「手紙」「シュガー&スパイス~風味絶佳~」「天使の卵」と 計5本の映画に出演している。
で、まず思う事は 1年間に5本の映画に出演する…ってのは 最近の女優さんを見回しても そんなにいない程の数だと思う。
が、今回のアカデミー賞のノミネートを見ると 主演、助演 どちらの女優賞にも「沢尻エリカ」のノミネートは無い。
5本の出演作のうち、「天使の卵」に関しては私は未見で 今後、見る予定も無いので語らないが、私が見た残りの4本を思い起こす時、個人的には「手紙」の演技は なかなか良かったと感じており、設定から考えれば これで助演女優賞にノミネートぐらいはされてても良いのではないか?と思う。
誤解の無いように先に申し上げておけば、私はTV版「1リットルの涙」を見て「沢尻エリカ」に女優として目を惹かれたが、完全手放しのヒャッホイでは無い。
「良いなぁ」「素敵だなぁ」と思う時がある反面 出演作によっては「なんだかなぁ」と感じる事がある。
つまり、安定していない…というか ムラを感じるんだよね^^;
今回、記事にした「オトシモノ」なんかは ハッキリ言って演技も魅力を感じない。
でも、「手紙」の演技は なかなか良いと感じたのだ。
でね、助演女優賞のノミネートを見ると
・蒼井 優 「男たちの大和 YAMATO」
・蒼井 優 「フラガール」
・富司 純子「フラガール」
・もたい まさこ「かもめ食堂」
・桃井 かおり「武士の一分」
この中で「フラガール」と「武士の一分」は まだ、私は見ていない。
だから、その2本の作品でノミネートされている3人の女優には 良いとも、悪いとも語る事は出来ない。
が、『蒼井 優 「男たちの大和 YAMATO」』については かつて、このブログに掲示した『男たちの大和』という記事を御一読いただければ御理解頂けると思うけど、この作品での「蒼井優」の演技・存在は群を抜いてはいると感じ褒め称えたけど、助演女優賞にノミネートされる程のものでは無いと私は思う。
最近、私は「蒼井優」という女優さんにはヒャッホイ度数が急上昇中だから 盲目的に言えば「Wノミネート・ヒャッホイ」とすべきなんだろうけど、私は そういう性格じゃ無いのでね^^; 何かが違うと思うし、思うから述べるのだ。
まぁ、「男たちの大和」と題しておきながら 主演・助演の双方に男優が1人もノミネートされていない「男たちの大和」ってのも 如何なモノかと思うし、そんな中での蒼井優は とても輝いていたのは間違い無い。
けど、私としては こと「演技」という観点で比較した場合「手紙」の「沢尻エリカ」の方が上だと感じたわけで、結果的に「最優秀助演女優賞 蒼井 優”フラガール”」という結果になるのは「フラガール」を まだ見ていないので何とも言えないけど それは大いにアリだとしても「男たちの大和」でもノミネートする…という見識は 日本アカデミー大賞の審査も大した事無いな…と思う次第だ。
しかしながら、もう少し補足しておくと 沢尻エリカの演技が巧いと思ったのは あくまでも「手紙」に関して感じた事で「オトシモノ」みたいな演技を見せられると いくら惹き付けられている女優と言えども酷評せざるを得ないし、「蒼井優」の「Wノミネート」にケチをつけてはいるけれど、彼女の女優としての実力は大したモノだと思っている。