ま、いろんな事があるわけで…
普段より、少しだけ早起きして二代目開業医の病院に行った。
近々、定期検診を受けなくてはならないのだが その事前という事で、血液を抜かれたり心電図をとられたり、なんて真似をしに行ったわけで…
とはいえ、結局は院長室で二代目と一緒に世間話をしただけなのだが^^;
すっかり、「綾瀬はるか」ヲタになってしまった二代目は「綾瀬はるか」が新ドラマに出て髪型を変えるたびに 自分の病院の看護士達に美容院代を負担して同じ様な髪型に変えさせるアホだが、久しぶりに行ってみたら 机の上にナース服のカタログが広げてあり 何ヶ所かのところに付箋が挟んである。
カタログを手に取って 付箋のページを開くと、淡いエメラルドグリーンに白いレースの飾りのついたのとか、薄目の桜色のベーシックなデザインのとかに混じって ひとつだけ、「え?」ってのがある。
それは、まさにシルバーといった輝きのある布地で わりとタイトなデザインのナース服
「おい? これ、ずいぶん奇抜じゃないか?」
と、私が聞くと
「ん? あぁ、それにしょうかと思ってるんだ」
と、二代目は満足げ^^;
「オマエ、もしかして 綾瀬はるかが 今度はサイボーグだから、これにしたのか?」
と聞くと
「まぁ、全身ピッチリのボディスーツってわけにはいかんからなぁ…」
と、真面目な顔で応える二代目
採血に来た看護士に
「ねぇ? こんなキラキラのナース服を着れ…って言ったら アンタ達、着るの?」
と、試しに聞いてみたら
「毎日、ってわけじゃないですし、日替わりで いろんなの着るのって なんか良いと思いません?」
と、まんざらでも無い。
「なんだったら、オマエの嫁や娘達のぶんも発注してやるからサイズをFAXしといて」
バカ医者は もう決定だ…って雰囲気で鼻歌を歌っている。
「オマエさ ちゃんと(病院の)理事会で承認貰ったのか?」
「ん? あ、それは大丈夫」
「大丈夫って コノヤロウ、俺(ブタネコ)も理事だけど 何も聞いてないぞ」
「あのさぁ… マ○クスフ○クターの大きなポスター(パネル入り) おまえのぶんも貰ってあるけど…」
「どんなの?」
すると、二代目が指さす壁を見たらポスターの中で微笑む「綾瀬はるか」^^;
「あんな微笑み浮かべられたら仕方無いわな」
理事の1人として シルバー・ナース服を承認する私。
しかも…
「嫁のサイズは… で、娘が …で、姪が …だから、それで発注しといて」
と、私が言うと
腕に採血用の注射器を刺していた看護士が
「奥さんや 娘さん達のサイズ、暗記してるんですかぁ?」
と、驚いた顔をしたが
「当たり前でしょ? 愛してるんだから」
と、平然と応える私に
「キモ!」
と、ポソッと呟く看護士
その呟きを さりげなく聞こえなかった事にした私は 精一杯の優しい微笑みを看護士に向けたが(渋い大人だ>俺)
看護士はテレてるのか私と目を合わさない。(ToT)
とりあえず、やるべき事を全て終え 時計を見たら正午を少し過ぎた時間。
病院の賄いさん達が作ってくれた蕎麦を二代目とすすりながら喋っていたら
「そういえば、オマエ ずいぶん前から”佐藤めぐみ”が良いって言ってたよな?」
と、二代目
「おう、なんか ウチの娘に似てるべ?」
と、私が応えると
「オマエんとこの娘はともかく、最近よ アレだアレ、昼ドラの”砂時計”ハマってんだ」
と、二代目
そうなのだ、私も 何故か、ついつい見てしまうんだな
「砂時計」
子供の時(美山加恋)
中・高生時(小林涼子)
大人(佐藤めぐみ)
と、変遷していくヒロイン
これが、なかなかベタなんだけど惹き付けるストーリーで…
結局 13時になって始まった放送を院長室で二代目と二人で見たわけだが、
育った故郷の島根に帰り、幼馴染みで恋人である彼氏に逢いたいが為にバイトして旅費を貯めるヒロインだったが…
一度は事業に失敗して行方をくらまし、妻(ヒロインの母)を自殺させてしまった父親が、娘と共に暮らしながら再起を図る中、再就職した先で課長に昇進したと聞き 旅費を諦め、父への昇進祝いに鞄を買う娘(ヒロイン)
娘は父に隠れて 島根の恋人に電話して「行けなくなっちゃったごめん」と詫びて泣く。
もう、この辺でウルウルしてオッサンが札幌に二人^^;
その頃、
娘が 楽しみにしていた帰郷の費用で鞄を買った事に気づいた父親と その女友達(彼女?:渡辺典子)
ヒロインの心を察し、女友達は すぐにお金を用意して その金で島根に行けと言う。
もう、ここでオッサン二人は爆沈(ToT)
渡辺典子といえば、原田知世、薬師丸ひろこと並んで角川3人娘だったわけで…
我々、喫茶「職安」のバイト学生達は 3人のうちの誰が好みかで激しく議論を戦わせた時代を過ごしただけに いろんな意味が重なって このシーンは重い。
まぁ、ストーリーには ツッコミどころが沢山あるけど、それはそれこれはこれで置いておける。
13時半になり、今日の放送が終了し
「さぁ、そんじゃ 俺は家に帰るわ」
と、私が言ってソファから立ち上がると ちょうどそこに病院の事務長がA4の紙を持って現れ
「あ、ブタネコさん 今、奥さんから電話があって帰りに買い物をしてきて…って
で、これが その内容のFAXです。
受け取ると A4用紙にビッシリと”お買い物リスト”^^;
「お、良かったじゃねぇか リハビリ代わりの運動が出来て」
と、ニヤニヤ笑う二代目…
病院から出て駐車場の愛車まで歩く間に ポツポツと降り出す雨。
嫁の奴、雨が降り出すのを見切ってやがったなぁ…と 苦笑いしながら、スーパーへ向かう 今日の午後の私だった。
この項の前ふりのお話を読んでいて、私の通っている歯医者さんの助手さんたちが美人揃いなのと、似ていますが。
二代目開業医さんの好みのレベルは古い映画に例えると、アルフレッド・ヒッチコックの『めまい』みたいだなと感心してしまいました。
★ 龍女 さん
たぶん 直接会って会話をすると「ヒッチコック」とは異質の「眩暈」がすると思いますよ^^
私のはまり方は、純粋で、なにやら懐かしい
と感じるところなんですが、今日のストーリー
彼氏の部屋で…のシーンでは、
このドラマを娘とかぶせてみていたとしたら
今頃ブタ猫さんは怒っているのだろうか?
何かに当たってやしないか?
と思いながら見ています…
新しい私の楽しみ方が増えました。
★ カルチェ さん
このドラマと娘達をカブらせて考えたりはしないですよ^^
だって、もし、娘達にドラマの様な真似をしようとするアホがいたら ドラマの様には済ませませんから^^