九日の朝、北海道の秩父別町にあるJR留萌線秩父別駅で、増毛発深川行き普通列車が乗客26人をホームに残したまま発車し、残された26人は JRが手配したタクシーで代替輸送されるというトラブルが起きた。
この件に関しては 九日及び十日において日本国内に目立ったニュースが少なかったのか全国ネットのニュースでも報じられたので御覧になった方も多いと思う。
で、このニュースを見ていて感じた事を述べてみる。
まず、最初に感じた事は このニュースの見出しで その殆どが
「高校生の悪質マナーが原因」
と、報じた事。
本当に そうなのだろうか? この時点でマスコミが そう決めつけて報じて良いのか?
そう私は疑問は感じた。
無人駅での出来事だから 目撃者は当事者である列車の乗客と乗務員だけ、その中からどれだけの証言を集めたのか判らないが、この列車の乗客は もちろん一般客も少なくないが、大半は高校生であり、乗れなかった26人の大半も高校生
もっと、突き詰めて言えば いくつもの高校の生徒ではなく、厳密には二つの高校の生徒に集約されるという
JRの主張によれば 列車の乗り口付近に乗客が集中し、奥まで詰めようとしなかったから乗れなかった…という
その裏付けとして 列車の定員は64人だが、実際には倍の120名近くが乗車出来ると言い、普段も 概ねその人数が乗車しているという。
にも関わらず、問題の9日は 普段と同じでほぼ120名が乗車しようとしたが90名ほどが乗車した時点で入り口付近がすし詰めとなり26人が残されたのだそうだ。
ちゃんと詰めれば乗れる人数なのに それが乗れなかったのは詰める事に協力しなかった乗客が悪い… 言い換えれば、JRの主張は そういう意味でもある。
ゆえに、メディアもこぞって「高校生の悪質マナーが原因」と決めつけるのだろうが、確かに乗客の大半は「高校生」だが、それで高校生だけを責めるのは正しい報道なのかな?
で、次に疑問に感じた事は…
毎朝 ほぼ120人が乗車する路線に 定員64名の車両で賄おうとするJRの姿勢は正しいのかな?
という点。
企業としての利益率を考えれば判らなくも無いが、何か本末転倒している感がある。
その点に関しては 一部のマスコミが疑問視をぶつけるコメントを流していたのだが、この点に関しては JRだけを非難する気に私はなれない。^^;
要するに、この件に関して私が思った事は…
1時間に1本しか無い路線だと言う事を 乗務員と乗客の双方が もっと自覚すべきなんじゃないか?って事を言いたい。
多くても1時間に1本という過疎路線において 乗客同士が、何故 連帯感というか助け合いの精神を発揮して 26人もホームに残してしまったのか?という部分を乗客に問いたいし、乗客の大半が高校生である事から メディアは「高校生の悪質マナー」という表現を使っているけど 本当に高校生の仕業なのだとしたら 私はマナーがどうこうでは無く、「仲間意識」「同窓意識」の足り無さに寂しさを感じる。
で、JRに対しても 実際、この日は車内放送で詰め合うように懇願するなどで 定時より5分近く遅れたそうだが、それが5分どころか10分遅れてでも もっと詰め合うように指導は出来無かったのかな?と疑問を抱く。
定時に遅れた客までは心配する必要は無いが、定時より前に駅に着いて待っている客を乗せずに走り去るのは如何なものか?って事だ。
いずれにしても路線廃止が相次ぐ道内の鉄道にあって「なんだかなぁ」と思うトラブルである事は否めない。^^;
上述した内容は 当日の状況を私は見ておらず、メディアの報道内容だけで述べている状態だから 非難出来る立場では無いと思っているので 一方的な意見と言われても仕方が無いとも思っている。
その上で もうひとつ申し上げておけば…
この件を本州のキー局が報道したニュースでは どの番組でも必ず、首都圏の通勤ラッシュに耐えている人々に街頭インタビューを行って そこで述べられた意見を報じていたけれど、北海道の片田舎で起きた事に 通勤ラッシュの話と比較して論じるのは如何なものかと私は思う。
首都圏の電車は 数分おきに走っており、万が一 乗ろうとした電車が満員すし詰めで乗れそうもなかった時は「ちょっと待てば次が来る」と 多くの乗客は仕方がないと諦められるから それでトラブルになる事も少ないでしょ?
今回の件は 乗り損なったら次まで1時間以上待たねばならないのである。
たったそれだけの違いではあるが、その列車に乗る事に関する事情は全くと言って良いぐらい違うのだ…という点を考えれば 通勤ラッシュの乗客と比較しても意味が無い。
それと、10日に問題とされた高校生達の通う高校の教師が その列車に同乗してインタビューに応えていたが その内容が
「ちょっと触れただけで痴漢だと訴えられる今の時代に これだけの混雑を放っておくのはあり得ない」
と話していたのだが、鉄道の赤字や 市町村の過疎化や そういった根本的な原因などを全く考慮せず、「自分達の都合」みたいな主張だけを 何も考えずにインタビューで答えるアホさ加減に そんな教師がいる学校なら「悪質マナー」になっても仕方無いか…と、思わざるを得なかった。
軽い気持ちで見たアニメなのだが…

「田中麗奈」が主人公である女性カメラマンの声優をつとめたと聞き、ホントに軽い気持ちで見始めたのだが…
アッという間に引き込まれ 全13話を一気に見させられた。^^;
あらすじ等は『FLAG公式サイト』を御覧頂いて確認して^^
戦争物のアニメなのだが、舞台設定としては 現在のイラクのシチュエーションに、アフガニスタンのエッセンスを盛り込み、架空の国家における内戦に 国連が軍事介入し、ある写真をキッカケに停戦直前を迎えていた中で 主人公の女性カメラマンは たまたま、そのキッカケとなる写真を撮影した事から 国連軍の中の特殊部隊に報道員として同行する事になる1ヶ月間のストーリー
上の画を見ると 近未来のロボット型兵器によるSF戦闘モノを想像する人が多いと思うが、このアニメは そういうタイプでは無い。
むしろ、ほんの数年後の未来が舞台と言っても良いような雰囲気であり、激しい戦闘シーンより、ヒューマン・ドキュメンタリーの様な雰囲気が強い。
たとえば、「キャパ」とか「市ノ瀬」という名前を聞いて「戦場カメラマン」をパッと思い浮かべる事が出来る人にこそ このアニメはハマれる要素が強いと私は思う。
で、全編を見通して感じたのは 主人公の声を担当した「田中麗奈」に 新しい魅力を発見させられた…って事。
正直言えば 途中、ところどころに ぎこちなさを感じる箇所が何ヶ所かはある。
でも、最終回を見終えた余韻には「田中麗奈」の台詞回しの巧さによる効果が大きいと言わざるを得ない。
私は これをバンダイ・チャンネルというネット配信を利用して4話以降は有料で見たのだが、充分に金払って見るだけの価値はあったと満足している。