「暗いところで待ち合わせ」を読んだ。
著:乙一 刊:幻冬舎 ISBN4-344-40214-6
知らないうちに 姪が「乙一」という作家の本にハマっていたらしい。^^;
「田中麗奈」が主演の「暗いところで待ち合わせ」という映画が昨年公開されたのは知っており、簡単に映画館には行けない身としては DVDが早く出るのを待っているところだったわけだが…
原作を読もうという気は とりあえず無く、正直言って「乙一」という作家の名前も知らなかった。
で、つい先日「きみにしか聞こえない」という映画が6月に公開予定で 主演が「成海璃子」で「小出恵介」も出演すると聞き「ほぅ、そりゃ楽しみだ」と思っていた矢先、これの原作も「乙一」という名の作家と知って んじゃ、読んでみようかな…と思ったわけだ。
で、外出する姪に「ついでがあったら買ってきて…」と渡した買ってきて欲しい本リストを見た姪が「乙一だったら 私、好きで読んでるから持ってるよ」と言って 最初に貸してくれたのが この「暗いところで待ち合わせ」
さて、「暗いところで待ち合わせ」を読んで感じた事は…
「乙一」という作家は 面白い感性の持ち主だなぁ…と、まず思った。
主人公の設定や その導入の描写が独特なんだな^^
で、他に数冊「乙一」の著作を読んでみたのだが、主人公の設定が独特…ってのは この本に限って…というより、「乙一」が独特なんだな。
たまたま読んだ本だけが そうだったのかもしれないが、「内向的で友達が出来難い」と言う設定は ある意味、今風なのかな…とも感じる次第。^^;
この「暗いところで待ち合わせ」は 事故で失明した女の子が独りで住む家に ある日、ある事情で 独りの男が潜り込む…というのが冒頭のあらすじ
ストーリの捻り方も悪くなく ラストまで飽きずに読み通せる。
惜しむらくは 登場人物が少ないので、若干 ストーリーの展開が先読み出来てしまう部分だが、それは著者の文筆力と言うよりも「怠慢」の様な気がした事かな…。^^;
ちなみに…
「きみにしか聞こえない」という映画の原作名は『Calling You』
「失はれる物語」 刊:角川書店 ISBN4044253064 という短編集の中に入っている。
つい勢いで読了したが、これもなかなか面白い。^^
乙一、おもしろいですよね。
ぼくも好きで、ほとんどの作品を読んでます。
でも、最近は執筆活動が盛んでないのが残念ですね。
去年、久々の新作を出しましたが、
完全に子供向けの話で、所々に「乙一節」は感じられましたが、
期待していたので残念です。
ぼくのオススメは「GOTH」です。
ちょっとグロ系も入ってますが、
これが乙一の中では一番おもしろいと思います。
★ 海辺の羊男 さん
「GOTH」ですか まだ読んでないので楽しみです。^^